そういえば、以前「働かないと価値がない?」というタイトルの記事を書いたのですが、
その話題に関連して一つ思い出したエピソードがあるので、今回はそれを書こうと思います。
小さい頃の話です。
私には妹がいるのですが、妹はよく母に怒られていました。
私も母には怒られていたのですが、妹は私よりも怒られることが多かったと思います。
理由を考えてみると、妹は私よりもマイペースな性格で、母が怒るポイントを回避しようとしなかったからじゃないかと思っています。
(私はある程度意識して怒られポイントを回避していました。まあ、私は父に対しては怒られポイントを全力で踏みに言ってましたけどね!笑)
それで確か、母が妹を
「お手伝いを全然しない」
という理由で怒ったことがあった気がするんですよね。
それで妹は激しく泣いていて…
そして、母が「働かざるもの食うべからずだ」的なことも言っていたような記憶があるんですよね。。
で、その時に私は
「そうか。働かないと、お手伝いしないと、価値を与えないとこんな目にあってしまうのか。罰を受けてしまうのか。」
と思ったんです。
トラウマってほどの出来事じゃないですが、結構印象的な記憶で、これも「働かないと価値がない」という私の思いこみを作った一因なんじゃないかと思います。
…あ、あと一つ思い出したんですけど、
私が子どもの頃ピアノを練習していて、難しめの曲にお遊びで挑戦していたんですよ。
冒頭からそこそこテクニックを要求される曲で、でも冒頭部分が決まるとなかなかカッコよくなる曲でした。
で、私は冒頭だけしばらく練習をして、難しかったですがそこをある程度弾けるようになったんです。
で、自慢しようと思って(笑)、母に言ったら
「そんなことより手伝いをしてほしい」
と言われたんですね。それが今思えばショックだったなーと。これも「働かないと価値がない」に繋がっていると思います。
まあ夕飯時でしたしね。当時母は3人の子育てに追われて相当忙しかったので、そう思ってしまうのも仕方ないかなーと思います。
ただ、私はそう言われたとき、「そうか。私が悪いのか。私が自己中だったのがいけなかったのか。」と思ってしまったのです。ショックを感じた自分を受け入れるのではなく、自分を責める方向に行ってしまったのは失敗だったと思います。
なので、今の自分はちゃんとその当時の自分を責めることなく受け入れてあげたいと思います。
普通に難しい曲だったし、冒頭だけとはいえあの年であの曲を弾けた自分は普通にすごい!
…と、自画自賛になってしまいましたが(笑)
こうやって昔の自分をまた癒していこうと思います。
それにしても、私の「働かないと価値がない」という思いこみって、意外と母からの影響も強いみたいですね…(゚Д゚)!!驚きです。
でもまあ確かに、父はそこそこ裕福な家庭出身で母はやや貧乏な家庭出身なので、それを考えると納得がいくような…??
ということで、今回はここまでです。
また次の記事でお会いしましょう♪